2016年9月アーカイブ

刺股を使って不審者対応訓練

愛知警察署の警察官を講師に迎えて、9月20日に、不審者への対応訓練を行いました。

相模原市の障害者施設で起きた殺傷事件を受けて、学園では、刺股8本と催涙スプレーを購入しました。刺股は、テレビなどで見たことはありましたが、使うのは初めて。半円形の金属部分で不審者のお腹周りを抑えるのかと思っていましたが、肩から反対側のわきの下にかけて斜めにかけるのだそうです。これなら、刺股をくぐって逃げ出すこともできません。不審者に対しては、1人ではなく、複数で対応しなければならないと教えられました。刃物を持った不審者に対しては、ひるまずに大声で威嚇することも大切だそうです。

また、常日ごろの対応として、建物内でも人と会ったら挨拶など声をかけあったり、ネーム札をかけて関係者との違いが分かるようにしたりする必要性を、強調されました。今後も、訓練を重ね、子どもたちを守ることができるよう努めたいと思います。

★訓練の様子が9月21日付中日新聞なごや東版に掲載されました
16-0921■不審者対応訓練.pdf

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中日青葉学園の子どもたちの理髪をしていただいているボランティア団体「竹の子会」さんが、8月30日、愛知県からボランティア活動功労者表彰を受けられました。

竹の子会は、代表の加藤政和さん(75)=名古屋市名東区=をはじめ日進市、名古屋市などの510人の理美容師さんからなり「タケノコのようにすくすく育ってほしい」との思いから名づけられました。中日青葉学園は、昭和35年4月に開園しましたが、竹の子会は、同年11月から活動を始め、以後56年にわたり、300人以上の理美容師の方々にお世話になりました。理髪を受けた子どもは4万人をこえます。現在は、毎月1回、午後2時から5時まで散髪、カットや顔そりをしていただいています。
当時19歳だった代表の加藤さんは「修行のつもり」で始めたそうですが、今では「鶴の恩返しの思い」とか。子どもたちと一緒にソフトボールやトランプをするなど交流を深めたこともあったそうで「当面、60年を目標に続けたい」と話されます。
長年ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

現在、お世話になっているのは次の皆さんです。

加藤政和さん、後藤輝昌さん、沢田康冶さん、田澤翼さん、
加藤美智子さん、奥谷美雪さん、伊藤彩さん

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