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10月29日(土)に、日進市岩崎町竹ノ山の社会福祉施設「中日青葉学園」で、青葉まつりが行われました。最近はコロナ禍などで大幅に規模を縮小しており、外部の方を招いて「青葉まつり」の開催は、4年ぶり24回目です。
開会式では、河津市三理事長が「青葉学園は、地域の人たちと一緒に子どもを育てることをモットーに取り組んでいます」とあいさつ。寺井陽一学園長は「まつりの見直しをし、地域の人たちとコラボして企画を実施しています。楽しんでください」とあいさつしました。式には、近藤裕貴日進市長も出席していただきました。あいさつに続いて、和太鼓部「鼓打舞」の子どもたちが「楽」という曲を披露しました。
グラウンドには、五平餅、たこやき、ラーメン、豚汁などの飲食関係15のテントが並び、体育館では、フェイスペイント、射的、お菓子すくい、Eスポーツなど6つのイベントが行われました。出店は、名古屋外国語大学、愛知淑徳高校、名古屋文化専門学校などの学生や、名東区更生保護女性会、日進市の子ども食堂関係者など約150人のボランティアの方々が、出店・企画コーナーを担当、運営の支援をしていただきました。
また、舞台では、元中日ドラゴンズ投手の川上憲伸さん(47)やK1チャンピオンの格闘家・大和哲也さん(34)や救急医の福田徹さん(40)、医療品販売会社社長の岡部芳幸さん(44)の4人によるトークショーがありました。テーマは「子どものころの夢」で、それぞれの経験談を語っていただきました。
川上憲伸さんは「小さなころは、仮面ライダーになりたいと思っていました。人はそれぞれに個性があります。自分の特長は何か、生かすにはどうしたらよいかを考えてください」とアドバイス。
大和哲也さんは「子どものころからスポーツが好きでしたが芽は出ませんでしたが、格闘技と出合い、得意技の左フックで、9本のベルトを持つことができるようになりました。夢は変わっていくと思いますが、あきらめなかったことが、今につながったと思います」とチャンピオンベルトを示しながら話されました。
福田さんは「子どもの未来を築き、みんな幸せに生きることができることを願って仕事もしてきました。幸せになるために、それぞれの子どもが必要な力を知り身に付てほしいです」と話されました。
岡部さんは「自分で信じたことを、できると思って取り組んでほしい」と話されました。
この日は、卒園生や保護者ら計200人が来園。子どもたちや職員と歓談していました。
児童実行委員長の竹本衣央璃さん(15)=高校1年=は「とても楽しいおまつりでした」と喜んでいました。
中日青葉学園のサテライト「三つ葉」の完成式を12月24日に執り行いました。
翌25日には、地元の方々を中心に、施設を見学していただくお披露目会を開催。
多くの方に足を運んでいただきました。
式には約60人の方々が出席。河津市三理事長の主催者のあいさつに続き、愛知県福祉局子ども家庭推進監の川合光久さま、日進市長の近藤裕貴さま、中日新聞常務取締役名古屋本社代表の真能秀久さまからお祝いのお言葉をいただきました。児童を代表して、石橋龍菜さん(日進中学校1年)が、「自分の部屋に何を置こうか、わくわくします。料理もしてみたい。私の好きなシイタケの天ぷらをあげてみたいです」とお礼の言葉を延べました。続いて、テープカットをして、記念写真を撮影し、建物の中を見ていただきました。
翌25日は、地元にお住まいの方々や、県内各地の施設の方、県、市などの関係者に、お披露目し、これから子どもの支援をするにあたり、ご支援をお願いしました。
挨拶をする中日新聞社会事業団の河津市三理事長/児童を代表してお礼の言葉を述べる石橋龍菜さん
テープカット/来賓の皆さまと記念撮影
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「三つ葉」は、小学生が通う北小学校の向かいに位置し、1,422平方メートル の敷地に、居住棟2棟と管理棟1棟が建っています。「三つ葉」の名は、青葉学園のあおば館、わかば館に次ぐ、3つ目の葉にちなんで名付けました。
居住棟は、女の子が暮らす「さくらの家」と男の子が暮らす「ポプラの家」で、定員は各6人です。1月から女の子が生活をはじめ、4月から男子のが生活を始めます。延べ床面積は、180.5平方メートルで、1階にリビング、対面式キッチン、風呂場、スタッフルームがあり、2階に子ども6人分の個室と職員の宿直用の部屋があります。女子、男子両棟とも、職員1人ずつ職員が住み込むほか、複数の職員で支援にあたります。
女子児童が生活する「さくらの家」(左)と男子児童が生活する「ポプラの家」
里親フォスタリングセンターや地域の方々との交流の場となる「管理棟」
■竣工式の記事が、12月25日付中日新聞県内総合版に掲載されました。
11月10日に、城大学心理学非常勤講師の鷲津秀樹さまから、「子育て心理学・こころの育て方」についてお話をおうかがいしました。UFJ銀行さまの社会貢献事業の熱気球づくり体験を前に、「こころの育て方」について心理学的な視点からのお話を聞く機会をつくっていただきした。
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幼少期のこころのダメージは"自分が大事にされない"ことから生まれる。暴力はもちろん大きな傷つき体験となるが、それを知りながら身近な人から守ってもらえないことや、きょうだいの中で自分だけが暴力を受けている区別される環境では、こころのダメージがさらに大きくなる。"どうして私は愛されなかったのか?"このように悩まれるかもしれない。
心理療法のアプローチは、「何がいけないか?」と問題の原因を掘り下げ、因果関係からアプローチする視点と、問題に潜む悪循環を見つけだし、それが変化できるように支援する、システムアプローチの視点がある。研修では、後者の視点を中心に、具体例を織り交ぜながらお話しいただいた。"どうして私は愛されなかったのか?"両親からほんの少ししか愛情をもらえなかった、と訴える方と、対話を重ね、両親がくれたものは他と比べると少なかった。けれど持っていたものの半分以上をくれていた。両親のキャパシティが小さかった、と過去をとらえなおすことができた時に変化がおきる。過去の出来事は変わらないが、過去の意味づけが変化した。
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2時間という短い時間の中で、精神分析的な心の深い部分の視点から、目に見える行動に焦点を当てる応用行動分析でのアプローチまで、幅広くお話しいただきました。講演内容を実践に生かすよう努めます
中日青葉学園のサテライト施設の地鎮祭が3日、日進市岩崎町小林の現地で執り行われました。
地鎮祭には、中日新聞社会事業団の河津市三理事長、垣尾良平常務理事、中日青葉学園の妹尾浩和学園長、寺井陽一副学園長と、創美設計の武田裕規社長、春田建設の春田社長らが参列。名古屋市の針名神社の神主さんの祝詞に続いて、河津理事長らが鎌入れなどをして建設工事の安全を祈願しました。
1400m2の敷地に、住居棟を2棟と管理棟を建設する計画で、令和3年末までには工事が完成予定です。
サテライト施設は、大規模な施設での集団的養育から小規模化をはかり、地域の中で子育てをすることを目指しています。住居棟では、一戸建ての住宅で男子児童と女子児童各6人が生活し、家庭に近い環境で子どもたちを育てる計画です。
地域の皆さまと交流を重ねながら、子育て支援をしたいと考えています。
よろしくお願いいたします。
コロナウイルス対策として、光触媒によるコーティング作業をしていただきました。
光触媒は、参加チタンを含む微粒子を噴霧し、太陽光や蛍光灯などの光があたると、コロナウイルスをはじめとするウイルスや細菌が不活化(消滅)するというもので、これまでも細菌などの効果が分かっていましたが、最近、コロナウイルスにも効果があることが証明されました。
環境整備を業務とする中日サービスさまのご厚意で、神戸市の会社から専門家に来ていただき、玄関ドアの取っ手や、ホームの食卓、いす、おもちゃなどにコーティングをしていただきました。
1度噴霧すると、効果は5年間ほど続くそうです。
コーティングしていただいたのは、接触頻度が高い部分に限られるので、これからもアルコール消毒や換気などをこまめに行って、コロナ対策に徹底して取り組みたいと思います。
ありがとうございました。