フィギュアスケート大会、演劇公演会場で、里親啓発活動

 中日青葉学園では、里親さんが増えることを願い、里親啓発活動に取り組んでいます。

1月4日に名古屋市の日本ガイシアリーナで開催された「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」の演技の開始前と休憩時間などに、来場者に向けて、里親について説明したビラが入ったティッシュを約1000枚配布しました。また、1月19日には、劇団飛行船さまの協力を受け、名古屋市の日本特殊陶業市民会館での公園の開始前や休憩時間に、啓発チラシを配らせていただきました。

 虐待やネグレクトなどで、親など保護者と一緒に暮らすことができない子どもは、全国に約4万5000人を数えますが、多くは児童養護施設に入所しており、里親に委託されている子どもは20%を下回ります。愛知県は15%程度にとどまります。

 国は、施設で集団で暮らすのではなく、地域で家庭と同様の環境で暮らすことができるよう、保護した子どもは、できるだけ里親で育てる方針を示しています。しかし、里親の数はまだまだ足りないのが現状です。施設には、保育士、児童指導員、心理士など子育ての専門書が数多くいるので、里親さんと連携をして、支援することができます。加えて、青葉学園には、里親支援専門員という、里親さんを支援する専門の職員もおり、里親さんが増えるように、啓発活動に取り組むほか、積極的に支援活動をしていきます。 

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