新型コロナウイルス 感染防止のために

 新型コロナウィルスの感染の拡大を受けて、愛知県から4月10日に、独自の緊急事態宣言が出され、外出の自粛などが要請されました。

 青葉学園では、3月から、外部の方の入館を原則として遠慮していただいています。

 児童相談所など、子どもたちの対応で欠かせないケースの場合は、会議室で対応しています。入所している子どもたちの家族の方々にも、面会や一時的な帰省を遠慮していただいています。卒業生などの訪問も自粛してもらい、緊急の要件があれば、玄関の外で対応しています。

 入館する場合は、体温を計っていただき、37度5分以上であれば、お帰りいただいています。また、アルコール消毒器を置いて、手の消毒をお願いしています。

 学習支援や、理美容、洗濯物の整理などのボラんティアの方々の活動も控えさせていただいています。

 大学や専門学校の保育、社会福祉、心理などの実習も延期させていただいています。外部の方の、子どもたちのホームへの入室を止めているための措置です。お許しください。代わりに、期間内の最初のオリエンテーション、最後のまとめ、中間報告の3回程度、学園の会議室での講義と宿題を出すことなどで、学校が単位取得を認めていただけないか、検討していただいています。

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 学園の子どもたちは、学校が休校になり、制限の多い生活を強いられていますが、元気に生活しています。

 子どもだけでの外出はできませんが、職員と一緒に1日2時間以内の公園などへの散歩外出をして、ストレスがたまらないようにしています。スーパーや飲食店など人が集まるところへは、出かけていません。学園のグラウンドでは、ドッヂボールが人気で、歓声が響いています。多目的ホールでは、卓球などで体を動かしています。

 高校生のバイトなどはやめています。高校生は、バイトをしないと、スマホ料金が払えなくなるため、心配しています。

 職員は、子どもたちに新型コロナが感染しないように、検温してから出勤し、手洗い消毒を徹底、マスクを装着し、ドアの取っ手などの消毒を繰り返すなど、細心の注意を払っています。 早く、この事態が収束することを願うばかりです。

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