職員の声

中日青葉学園で働く5名の職員に、
仕事への想いや、子どもたちと過ごす日々について聞きました。

鈴木さんと子どもたちの様子
VOICE 01

鈴木さん

日々の関わりの中で子どもの小さな変化を一緒に喜び合えることにも、やりがいを感じています。
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Q1青葉学園に就職しようと思った動機は何ですか?

これまで公認心理師として、さまざまな特性を持つ子どもや保護者の支援に携わってきました。関わる中で、発達特性だけでなく、トラウマや心理的な困難が影響している場面に多く出会い、より包括的な関わりの必要性を感じるようになりました。

当館では多職種で連携しながら子どもを支えており、一人で抱え込まずに支援を考えられる環境があります。心理的な視点を活かしつつ、生活の中での関わりを大切にできることが魅力だと感じ、志望しました。

Q2学園で働いてみての感想はいかがですか?

子どもの行動の表面だけを見るのではなく、「なぜそうなるのか」をチームで考える関わりが根付いていることに、この学園の良さを感じています。一人で抱えるのではなく、多職種の職員同士で共有しながら関わり方を考えられるため、心理の視点だけでは得られない多くの気づきや学びがあります。日々の関わりの中で子どもの小さな変化を一緒に喜び合えることにも、やりがいを感じています。

Q3子どもたちと働くうえで大切にしていることは何ですか?

子どもが納得できる伝え方や、その時に何を求めているのかを一人ひとりに合わせて考え、行動の背景にも目を向けながら関わることを大切にしています。うまくいかない行動の裏側にも理由があると考え、まずは安心して気持ちを出せる関係づくりを意識しています。また、日々の関わりの中で子どもたちが「安心する」「楽しい」と感じられるよう、笑顔で過ごせる時間を一緒に積み重ねていきたいと思っています。

Q4趣味や特技で子ども達の支援に生きていることはありますか?

私は遊ぶことや体を動かすことが好きで、子どもたちと一緒に全力で遊ぶことを大切にしています。遊びの時間を共有することで自然と距離が縮まり、言葉だけでは難しい関係づくりにつながる場面も多くあります。楽しさを共有することが安心感にもつながり、日々の支援に活かされていると感じています。

Q5後輩へのアドバイスをお願いします

大変そうな子どもたちが多く、不安に感じることもあるかもしれません。それでも、子どもや職員と話し合いながら悩み、少しずつ関係を築いていく経験はとても大きな学びになります。職員はユーモアのある方が多く、困ったときも一人で抱え込まず相談できる環境です。子どもたちの笑顔を大切にしながら、悩み、時にはぶつかり合いながら一緒に成長していけたら嬉しいです。ぜひ一度学園の雰囲気を見に来ていただけたら嬉しいです。

奥村さんと子どもたちの様子
VOICE 02

奥村さん

子どもたちの帰りを待っている場所に自分が居たいという気持ちもあり、就職をしました。
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Q1青葉学園に就職しようと思った動機は何ですか?

子どもが好きで、保育士の免許が取れる大学に進学しました。

幼稚園実習や保育園実習をおこない、“先生”として、子どもの前に立ってなにかを伝えることに自分には向いていないと感じていました。

大学2年生の冬に児童養護施設あおば館で、実習をした際に当時の実習担当の方から「子どもと生活をしてください」と言われました。“先生”としてではなく、“子どもと一緒に生活ができる“ことがお仕事であることに魅力を感じました。また、幼稚園・保育園は『よく来たね』『また明日』という場所ですが、施設は子どもたちに『いってらっしゃい』『おかえり』と言える場所です。子どもたちの帰りを待っている場所に自分が居たいという気持ちもあり、就職をしました。

青葉に決めた理由は、実習中にかかわった子どもたちと今度は職員として、一緒に生活をしたいと思ったからです。

Q2学園で働いてみての感想はいかがですか?

“子どもたちと一緒に生活をする“だけでなく、その中で保育士として専門性を持って子どもと関わる必要性を強く感じました。子どもの気持ち(言葉にならないものも含めて)を一緒に過ごす中で知り、理解に努める。子どもの発達段階はどこにあるのか。などを考えながら、先輩職員や同じホームの職員、心理士、FSWの方などと、どのような関わり方をしたら、どのような方向でケースを動かせば、子どももその家族もよりよく生きられるのかを考え、一緒に過ごしながら支援をすることが大切であり、自分のやりたいことだと感じています。

Q3里親さんと接するうえで大切にすることは何ですか?

今年度、あおば館の生活現場からフォスタリング事業に異動をしました。

生活現場を経験していても、里子さんと家庭で過ごされている里親さんの大変さ・楽しさなどは自分には経験したことのないことだと思っています。

「里親さんのことを教えていただく」気持ちを忘れず、

嬉しい事や楽しい事はもちろん、困りごとや傷ついたこと、モヤモヤしていることを

“ここの場所なら話せる”と思っていただけるように、環境整備やSNSの活動をしています。「解決は難しくても、一緒に考え、一緒に子どもの成長や里親さん自身の気持ちを分かち合う」という存在になれたらいいなと思っています。

Q4趣味や特技で子ども達の支援に生きていることはありますか?

絵を描くことが好きです。子どもへのお手紙やメモなどに最後ににっこりマークを描いたり、その子の似顔絵を描いたりしています。子どもたちが「あのときの奥村さんが書いたものだ」と感じたり、私からの「いつも見守っているよ」というメッセージになったらいいなと思っています。

ただ、特技も特になく、おっちょこちょいな人間なのでいつも子どもたちに声をかけられ、助けられて職員をやれています。子どもには「大人もいろんな人に助けられながら生きている」ということが伝わればいいなと思います。

Q5後輩へのアドバイスをお願いします

人と関わる仕事は「自分を知る」ということが大切だと思っています。自分はなにが好きなのか、嫌いなのか。なにが得意で苦手なのか…など。それを知ったら、周囲に“自分はこのような人だよ”と伝えることも必要な力だと思います。

中日青葉学園には、個性豊かな子どもたちや話しやすい先輩もたくさんいます。

熊谷さんと子どもたちの様子
VOICE 03

熊谷さん

ホームの中に子どもが何人いても自分と子どものかかわりは「一対全員」ではなくなるべく「一対一」の対等な関係で子どもと接するようにしています。
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Q1青葉学園に就職しようと思った動機は何ですか?

自分は高校を卒業後土木の工場で働いていたのですが、幼少期から子どもに関わる機会が多くボランティアの立場から子どもに関わることを仕事にしたいと思いました。

会社を辞めて専門学校に進学し、保育士免許を取得しました。進学した専門学校でたまたま寺井学園長、武弘館長の授業を受ける機会があり、保育士として施設で働く選択肢がある事を知りました。

保育園や幼稚園といった選択肢もありましたが実習をしていく中で幼児期の子どもと関わるよりも学童、青年期の子どもたちと関わることが自分の中で楽しく感じ、施設で働くことが自分には合っていると思い青葉学園の試験を受けました。

施設自体はいろいろな場所にありますが青葉学園は寺井学園長、武弘館長の授業を受けていた影響で知っている職員さんが多く誰も知らない施設に行くよりはと思い青葉学園を志望しました。

Q2学園で働いてみての感想はいかがですか?

子どもと関わることが大事な仕事ではありますが、子どもと関わること以外もたくさんの仕事内容があるなと言うのが正直な感想です。

子どもに直接かかわらない部分でも児相さんとのケースを進める会議、帰る家の見学、帰った後の学校との調整会議、家がある地域の社会資源の調整等外部の機関と関わることも多いので保育士としての枠に収まらないいろいろな仕事ができることもこの業種の面白いところかなと思います。

Q3子どもたちと働くうえで大切にしていることは何ですか?

自分はあおば館からわかば館に異動しましたが、ホームの中に子どもが何人いても自分と子どものかかわりは「一対全員」ではなくなるべく「一対一」の対等な関係で子どもと接するようにしています。

保育園や幼稚園のように先生から全体に指示を通すのではなく、施設で働いている職員として生活しているあなたのことを見ているんだよ、あなたのことを気にかけているよと言う見えないサインを送るようにしています。

自分は子どもとの信頼関係を気付いていく上で大切なことかなと思っているのでどんな時でも一対一の意識は持って子どもに接しています。

Q4趣味や特技で子ども達の支援に生きていることはありますか?

自分は中高とラグビーをしていたこともあり体を動かすことが好きでよく子どもたちと外で遊んでいます。子どもたちも外で遊ぶことが好きな子が多いので、一緒に外で遊んで楽しい出来事や思いを共有するようにしています。

読書も好きでよく本を読むのですが子どもたちと話をしている際に語彙力や知識の量で少しでも共通の話題があると話をするとっかかりになるので読書の習慣も役に立っているなと感じます。

Q5後輩へのアドバイスをお願いします

自分もそうでしたが社会的養護の業界は暗いイメージを持たれがちです。ただ子どもたちは施設で「生活」をしています。子どもたちと文字通り同じ場所で同じ「生活」を送る。もちろん大変なことも多いですが、子どもたちと「生活」を共にするのでいろいろな思いでも語り合うことができるようになります。暗いイメージは施設と言う閉鎖的な環境上なかなかぬぐうのが難しいですが、施設の中で「生活」している子どもたちは明るく元気に生きています。社会的養護の業界はつらいこと、大変なことが先にイメージされがちですが一緒に「生活」を送るからこその楽しみ方もあると思っています。

青葉学園には様々な経験をされてきた職員さんがたくさんいます。転職が当たり前の時代ですが人生の経験として子どもと1年のほとんどを一緒に過ごすのも面白いと思います。ぜひ一度青葉学園見学に来てみてください。価値観の変化は多少なりともあると思います。

楯さんと子どもたちの様子
VOICE 04

楯さん

「ここにいるとホッとする」と思ってもらえる存在でいたいです。
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Q1青葉学園に就職しようと思った動機

一般企業に勤めていた私ですが、子どもと関わる仕事への関心が強くなり、自分の力を子どもたちのために生かしたいという思いが芽生えました。そんなとき、大学時代のゼミの教授から倉橋館長をご紹介いただき、社会的養護の現場についてお話を伺う機会を得ました。その出会いが大きな転機となり、非常勤として学園に関わる中で、子どもたちの生活を支える仕事の意義を肌で感じました。「この業界で自分がどう役に立てるのか」を真剣に考えるようになり、青葉学園で働くことを強く志望するようになりました。

Q2学園で働いてみての感想

子どもたちの生活を近くで見守る中で、毎日のちょっとした成長や笑顔に出会えることが、本当に嬉しくて励みになっています。大変なこともありますが、それ以上に「今日も頑張ろう」「明日も頑張ろう」と思わせてくれる瞬間がたくさんあります。職員の皆さんも温かく、困った時には自然と声をかけてくれる雰囲気があり、安心して働ける場所だと感じています。

Q3子どもたちと接する上で大切にしていること

私は、まず自分が笑顔でいることを大切にしています。子どもたちは大人の表情にとても敏感なので、安心して過ごせる空気をつくることが何より大事だと思っています。また、子どもたちの言葉だけでなく、その奥にある気持ちにも寄り添えるように、ゆっくり話を聞く時間を大切にしています。「ここにいるとホッとする」と思ってもらえる存在でいたいです。

Q4趣味や特技で子どもたちの支援に生きていること

身体を動かすことが好きなので、外遊びや運動の時間では自然と子どもたちと一緒に楽しみながら関わることができています。また、字を書くことが好きで、きれいに書けることも自分のちょっとした特技です。掲示物や学習支援、子どもたちへのメッセージなど、さまざまな場面で役立っています。そして何より、温かく関わることを大切にしている自分の性格が、子どもたちとの関係づくりに生きていると感じています。

Q5後輩へのアドバイス

社会的養護の現場は、思い通りにいかないこともたくさんあります。しかし、その分だけ子どもたちの成長を一緒に喜べる瞬間があり、気づけば自分も成長していることに気づきます。 一人で抱え込まず、困ったら周りに頼って大丈夫です。みんなで子どもたちを支えていくのがこの仕事の良さでもあります。肩の力を抜いて、子どもたちとの時間を楽しんでほしいです。

田畑さんと子どもたちの様子
VOICE 05

田畑さん

大人の都合だけでなく、子どもの気持ちを汲み取り実現できるように心がけています。
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Q1青葉学園に就職しようと思った動機

私は3年間保育の専門学校に通っていましたが、正直、保育士として働くことが想像できませんでしたが、中日青葉学園で実習を行い、そこで「今日のご飯はなにが食べたい?」や学校に行く際は「行ってらっしゃい・行ってきます」など普通の家庭の日常であり、私も子どもたちにとって安心できる場所を提供したいと思い興味を持ちました。

また、常に職員間で情報共有をし、チームで子どもたちを支援している所に興味と関心を持ち就職しました。

Q2学園で働いてみての感想

良いことばかりではなく、辛いことや、重く感じること、難しいと思うことがいっぱいあります。今でも「子どもたちにとって自分は何かできただろうか、ただの家政婦になっているのではないか」と考えて落ち込むこともあります。それでも子どもと一緒に過ごして一緒に笑ったり、子どもに感謝されたり、何か成長した姿を見た時は、いつも幸せを感じています。また、困ったときは相談に乗ってくれる職員さんがたくさんおり、いつも寄り添ってもらいうれしいです。

Q3子どもと接する上で大切にしていること

子どもと過ごしている中で、子どもがその時やりたいこと、嫌だけれど頑張ろうとしていることを伝えてくれる時があります。その時私は、自分の業務があったとしても、子どもの気持ちに寄り添い優先しようと思っています。大人の都合だけでなく、子どもの気持ちを汲み取り実現できるように心がけています。

Q4趣味や特技で子ども達の支援に生きていること

趣味・特技はあまり思いつきませんが、子どもたちと年齢が近い分、私にしか話さない話題や年齢が近いからこそ話せる内容などもあり、コミュニケーションは取りやすいと感じています。また、私は女の子ホームを担当しているのでよく子どもたちの髪を結んだり、一緒に服を買いに行ったり、高校生とはメイクの話や化粧品の話で盛り上がっています。

Q5後輩へのアドバイス

最初は専門的な知識が少なく、他の職員と比べてしまい不甲斐なく思ったり、自分には何もできないと感じてしまうかもしれませんが、いろんな失敗や成功、難しいと思う経験をしたり、先輩職員に話を聞いてもらってアドバイスをもらったりしてだんだん成長していくと思います。職員によって考え方や見る視点も違うため、いろんな支援の仕方があり、とても面白です。私もまだまだ知識が足りなく、勉強不足だと感じて落ち込むこともありますが、毎日子どもたちの笑顔や楽しそうな姿を見て頑張ろうという気持ちになっています。

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