

里親制度をもっとよく知ろう

里親制度とは
里親制度は、何らかの事情により家庭での養育が困難又は受けられなくなった子ども等に、温かい愛情と正しい理解を持った家庭環境の下での養育を提供する制度です。 家庭での生活を通じて、子どもが成長する上で極めて重要な特定の大人との愛着関係の中で養育を行うことにより、子どもの健全な育成を図る有意義な制度です。
実は、里親制度には、短期間の里親や経済的な支援があります。




里親の種類
養育里親
様々な理由により、家庭で生活することが出来ない子どもを、家庭に戻れるようになるまでの間、又は自立するか18歳(場合によっては20歳)になるまでの間養育していただきます。
専門里親
虐待等により心に傷を受けた子ども、非行等の問題を有する子ども、障害がある子どもを、専門的な知識と技能を用いて、2年以内の期限付きで養育していただきます。
養子縁組里親
様々な理由により、家庭で生活することが出来ない子どもを、養子縁組によって養親となることを前提に養育していただきます。
親族里親
両親、その他養育する方が死亡、行方不明等の状態となった子どもを、扶養義務のある親族及びその配偶者の方が里親となって養育するものです。

里親になるためには
里親制度について詳しくご説明し、要件を確認のうえで申請していただきます。認定・登録にあたっては、研修や施設での実習を受講していただいたり、職員が家庭訪問等をして申請者の家庭状況(家族構成、住居の状況、収入状況、資産状況、健康状態等)を調査したりした上で、社会福祉審議会の意見も聞き、知事が里親登録が認めると里親として登録されます。
基本的な要件



- 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなるまでの者
- 児童福祉法等、福祉関係法律の規定により罰金の刑に処され、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなるまでの者
- 児童虐待又は被措置児童等虐待を行った者その他児童の福祉に関し著しく不適当な行為をした者

養育里親
専門里親
- 養育里親として3年以上の委託児童の養育の経験を有すること
- 3年以上児童福祉事業に従事した者であって、都道府県知事が適性と認めた者であること
- 都道府県知事がア又はイに該当する者と同等以上の能力を有すると認めた者であること
養子縁組里親
親族里親



登録までの流れ



里親MOVIE

中日青葉学園 施設紹介
中日青葉学園 里親制度のご説明

スケジュール
中日青葉学園は愛知県の委託を受け、令和4年度の重点エリア啓発として北名古屋市と東海市で毎月1回里親養育体験発表を開催します。ぜひ会場へお越しください。
新型コロナウイルス感染拡大のため、中止になる可能性もあります。





里親Q&A
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新着情報

温かな家庭を必要とする子どもが、育ちを支える里親家庭と結ばれ、その里親家庭を支える社会の輪が広がっていくことをめざしています。