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中養協大会で、自立支援をテーマに発表

6月8日?10日にかけて中部ブロック児童養護施設・乳児院協議会愛知大会が行われました。

今回本施設から、「自立支援の現状と課題」というテーマで意見発表をさせて頂きました。現在高校中退者が多くいる中で、本施設の、高校中退者を通信制などの方向転換や就職支援に向けて取り組んでいる現状と、今春の高校卒業生と在学生の2ケースについて発表をしました。

グループワークでは、夢や目標を持つためには、アルバイトなどを通して地域や社会に目を向けることが必要であるという意見や、自立支援をどこまでするのかは、担当個人の裁量ではなく、施設業務として位置づけが必要であるなどといった意見があがりました。

助言者である昭和女子大学の原史子教授より、「県や施設によって進学や援助に差があるため『ここまでの自立支援・アフターケアをやりましょう』と施設内で決めることが必要。親との関係調整を丁寧にすることも、子どもの自立支援につながる。子どもを一人の人間としてとらえ、本人自身が取り組んでいくようにサポートすることが、自立への力を養うことになる。」という助言を頂きました。

改めて、職員一人で支援するのではなく、チームで支援すること、地域の特性や制度を理解し、自分たちの施設に何が必要か、何ができるか考え、最善を尽くすことが大切であると学びました。
6月1日に、愛知県精神医療センターで「性の問題について考える会」が開かれ、児童福祉施設、医療機関、児童相談所の職員が集まり、研修会が行われました。グループセッションもあり、各施設での取り組みなどの情報交換をしました。

この会は、数年前にあいち小児保健医療総合センターの医師、保健師、心理士で立ち上げられました。小児センターを会場に、各施設の性に関する取り組みを紹介し、情報交換や職員が直面する状況や感情などさまざまなことをシェアしてきました。

第5回からは取り組みが行われている現場(施設)を見ることが大事という視点から、会場を施設に移して開催されています。これまで11回開催されました。平成28年度から中日青葉学園が事務局を担い、運営に携わっています。

国立きぬ川学院長の相澤孝予さんの講演会

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5月24日に、国立きぬ川学院長の相澤孝予さんをお招きして「性的被害を受けた子どもの理解と支援」をテーマに講演していただきました。学園外の5施設からも参加していただきました。

国立きぬ川学院は、女子を対象にした国立の児童自立支援施設です。施設には、社会的養護施設での不適応により、入所した児童も多く、たくさんの傷つき体験をもつ子どもたちが生活しています。傷つきが大きいがゆえに「自分を大切にする」ことがわからない子どもたちに、私たちはどのような支援ができるのでしょうか?

今回の研修では、性教育を始める前にしておくべき大切な事を「生活支援の視点から」大変わかりやすくお話していただきました。そして、支援の基礎になる跳び箱三段「安全・安心な予測できる生活」「信頼と安心の関係を築く」「自己コントロール力の獲得」が大事であることを、職員が共通認識として持つことができました。

あおば館心理部は、常勤心理士2人と非常勤心理士1人で活動しています。
そして個別心理療法(プレイセラピー・個別面接)と集団心理療法(「心の教室」)を通して、子どもたちを支援しています。 

心の教室」では、『尊重』(「自分を大切にする」「自分を大切にしながら、相手の気持ちを大切にする」)を、体験しながら学んでもらいます。
内容は1回60分で「ウォーミングアップ→心理教育→アート(作品制作を通して表現)→振り返り」です。
ウォーミングアップでは、「今の自分の気持ちがどんな風なのか?」に焦点を当て、色などで表現してもらいます。そしてブレインジム体操(脳の体操)を一緒にやり、体の変化を見つけてもらいます。また、自分が「心地よい感覚」になれる何かを探し、嫌な気持ちの時にはその「心地よい感覚」を使って、気持ちを切り替える練習をすることもあります。1つ1つは、とても簡単なことです。けれど、こういった種まきをしておくことで、不快な気持ちが出てきた時に、それに対処する方法を一緒に見つけることが出来ます。アートの時間は、子どもたちの制作意欲に花が咲き、アイディアいっぱいの素敵な作品が作られたり、みんなで1つの作品を作ったりしてきました。    

『心の教室』の中で、子どもたちが元々持っている優しい気持ちが発揮され、自然に「ありがとう」と言い合えるグループに成長してきた時には、スタッフはとてもうれしく、やりがいを感じます。子どもたちには、どこかに自分の居場所を見つけてほしいと思っていますが、この『心の教室』がその1つになってくれたら幸いです。

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小規模化されたしらかばホームの目標の一つは食育です。その一環として、Japan Food Expert社長の長田絢さんが、一か月に一度ボランティアとして来園してくださいます。子どもが食べたい食事や季節の行事に合った献立を考えてくださり、昨年十月はピザとカボチャのシチューでハロウィンメニュー、一月には恵方巻きの作り方に挑戦しました。材料の買い出しや調理も、子どもたちと一緒に行っていただいています。子どもたちは、食に関する知識を楽しく、おいしく学んでいます。自分たちで作った料理を皆で一緒に食べると、自然と笑顔の空間になり、とても温かい時間が流れます。将来好きな人や家族ができた時に、気持ちを込めた手作り料理ができる人になれますように。

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本館、あおば館前の道路に門扉設置

・本館の玄関から左右に向かう道路2ヶ所に門扉を設けました。

・上り坂の斜面の塀も、木製から金網に変更しました。

・国からの補助金を使い、安全、防犯対策の一環として整備しました。

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「減速帯」を設置しました。

旧道から学園の正面玄関に向かう坂に、車や自転車のスピードを落とすことを促す「減速帯」を5つ設置しました。自転車などでスピードを落とさずに坂を下り、転倒したり、車などと接触、衝突しそうになったりすることもあったため、安全対策の一環として設置しました。

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初めての誕生学セミナー

あおば館で6月30日、誕生学アドバイザー岩瀬好美さんに、幼児ホーム「さくら」2?6歳の子ども8人と、職員に誕生学の話をしていただきました。

自分たちがお母さんのお腹の中にいた時の大きさを米粒などで比べたり、人形を使って赤ちゃんが実際に誕生する様子を見たりと、興味深い内容で、子どもたちは真剣に話を聞いていました。

岩瀬さんの「みんなは、自分の力で産まれたいという意思を持って産まれてきたんだよ」という言葉が印象的でした。また、「赤ちゃんは周りの人たちからたくさんの愛をもらわないと死んでしまう」という言葉が子どもたちの胸に響いたようで、そのあとのお絵かきの時間では、絵の中に「みんなのあい」と書いている子が何人もいました。
子どもたちにも、私たち職員にも良い勉強になりました。

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平成27年度つつじの会 ご案内

中日青葉学園は、平成22年4月に創立50周年の節目を迎え、卒園生も1,200名を数えるまでになった。翻って様々な事情で施設入所してきた多くの卒園生もその年月を振り返り、旧交を温める機会を通して卒園生同士や退職職員、分校職員、ボランティアとの絆を深める。学園のサポーターとしての役割を担える人たちにはそうした機会をつくり、年若い卒園生には支えあう場として1年に1回4月29日(昭和の日)を2代目園長大橋先生が入植したつつじの花を愛でる日として「つつじの会」と命名し新旧の卒園生、退職職員、分校職員、ボランティア、現在の職員の交流の場として毎年開催することにしたい。 


実施日 :平成27年4月29日(祝)

場所  :中日青葉学園多目的ホール

実施内容:会食会 

     卒園生体験発表 

     入所児童との交流 等 

実施時間: 11:30から13:30までを予定 

       その後茶話会、相談等、実施予定 

会  費:1人¥500(18歳未満・卒園3年以内・引率の保護者は無料)


参加を希望される方は、学園に連絡して頂くか、下記のアドレスに1、氏名・2、ご連絡先・3、卒園した年(分かればで結構です)を記入し、送付して下さい。 


*連絡先:わかば館 近藤 TEL(0561)74-7752

     あおば館 寺井 TEL(0561)72-0134

*アドレス:tsutsuji-kai@aobagakuen.or.jp


皆様にお会いできるのを、楽しみに、お待ちしております。

CAPの暴力防止プログラム受講

今年も、以下の日程で、あおば館児童がCAPの暴力防止プログラムを受講しました。

 

職員

 (90分×1回)

平成26611日(水)

幼児

 (30分×3回)

平成26612日(木)

    6月19日(木)

    6月23日(月)            

小学校低学年

 (30分×3回)

平成26618日(水)

    6月25日(水)

    7月9日(水)

小学校高学年

 (30分×3回)

平成26618日(水)

    6月25日(水)

    7月9日(水)

 

 CAPの暴力防止プログラムとは、3つの理念(エンパワメント・人権意識・コミュニティ)を柱にした子どもへの暴力防止/人権教育プログラムですCAPセンター ホームページ参考)。

 

誰もが、安心・自信・自由の3つの権利を持っていることを教えてもらった上で、困った場面での対処法について学びました。子どもたちは自分で考え、ロールプレイを通して練習し、対処スキルを身に付けました。

 

今回で5年目になりますが、"継続は力なり"とあるように、子どもや職員へ着実に浸透しているように感じます。大人ワークと子どもワーク、それぞれ参加しましたが、子どもとの関わりを振り返る貴重な時間になりました。子どもたちが、安心して、自信をもって、自由に羽ばたけるように、大人として何が出来るのか?これからも考えていきます。

 

あいちCAPプラスの皆さん、ありがとうございました。

 

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